ちびっ子戦士 奮闘記 ①

Three Island’s

2010年01月21日 15:10

先日、我がちびっ子戦士たちの試合があった
練習試合だったが、私も久しぶりに選手の成長を見られると思うと
前夜はなかなか眠りにつけなかった ( おまえは子供か!)


試合相手は市内でも強いと言われているチームなので
勝利よりも選手一人ひとりが 今できる事を実戦でどこまで出せるかを重点に

「 グランドに入ったらコーチは何もしてあげられないから自分たちで考えて
 今、できる事を一生懸命がんばってこよう 」

「ボールを取られても取り返せばよい。 一人で取り返す事が出来なかったら
 みんなで取り返せば良い。 
 試合結果は後からついて来るものです。 1度でも多くボールを取り返し
 1人でも多く相手選手を抜き、1回でも多くシュートを打ち、1点でも多く得点を取る。
 これができれば試合に勝っても負けてもサッカーが楽しくなる 」 

「 やってはいけない事は反則。 あとは自分で考えたことは何をやっても良い。
 自信もって “チャレンジ & アピール” してきてください 」

この3点だけ言ってコートに送り出した

試合中、タブーだと言われている事も、この年代ではやっても良いと思っている
例えば、相手選手がフリーでマークをつけないでいたために失点してしまっても
次にどうすれば良いかを選手たちが自分で考えて修正できるようになるまで待った方が
試合中にマークをつけるように指示を出し、その場をしのいで試合に勝つよりも
選手の成長には数倍以上の成果をもたらすと私は考える



結果は1試合目が0-1で負け・・・
 このチームは昨年11月に行われた交流戦で優勝したチームだったので
 結果としては素晴らしかったと思う!
 (その交流戦で我がチームは↓の↓の↓の・・・ 過去の事は置いといて・・・)

2試合目は2-2のドロー
 しかし、2失点のうち1点はオウンゴールだったのでこちらも上出来!
 (後半は攻められる事が多かったが、頑張って守ったことは高評価できる!)

3試合目は3-1で勝利! (今年度2勝目)
 勝った試合はやはり楽しいらしく終わった後も疲れを忘れておしゃべりが止まらない

「 今日は、みんながサッカーを楽しんだから良い結果が出ました。
 コーチたちは何もしていません。 すべてはみんなが頑張ったからです。
 もっと良い結果を出して、もっとサッカーが楽しくなるようにこれからもがんばりましょう 」

これだけ言ってその日は終わった

・今までボールを触る事が出来なかった選手がドリブルすることができた
・周りを見る事が出来なかった選手が、しっかり味方にパスを出せるようになった
・シュートが打てなかった選手が初シュートを打てた
・前回の試合で大量失点してしまったキーパーが、強いチーム相手に2失点に抑え貢献した
・1年生が相手選手(2年生)に向かって素晴らしいチャレンジができた
もっともっと多くの新しい発見ができた今回は、とても有意義であり楽しい1日であった



しかし、ここで反省 ・・・

試合中に子供を誉めようとするあまり、しゃべりすぎて子供が考える時間を少なくしてしまった
ベンチは静かであれば静かな方が良いと思う

練習中はいろんな事を言って、やる気にさせたりモチベーションを上げたりするが
試合中は選手に試合をする権利があるのでコーチたちは見守っているだけの方が良いと思う

まだまだ修行中の新米指導者である ・・・

この反省点を次回には生かせるようにしよう!


最後に愚痴を一言・・・
(一学年で1チームできるようにしたいよ~)


ではまたお会いしましょう!!